2015年9月21日月曜日

Lubuntu 14.04の設定

 基本的な流れはUbuntuと同じであるが、UIも全然違うし、ツールも違うものがあるので、メモとして記す。

※下記は、メモリが4GBのノートPCのV-BOXで動かすための設定なので、それを前提に読んでください。

1 Lubuntuの入手
 日本語化もは、Ubuntuほどは進んでいないので、本家から。
  http://lubuntu.net/

 LTSは、14.04が最新なので、これのISOイメージをダウンロードする。
 ダウンロードして、DVD-ROMとして認識させればOK。
 あとは、ガイダンスに従って、セットアップすればよい。

2 OSの環境設定

 Ubuntuほど、変更する事項はない。

(1)システムツール
 スタートボタン→システムツールor設定にいろいろあるが、変更するところは特になく、ソフトウェアの更新のみ。

 システムツール→ソフトウエアの更新 を完全実行をする。

(2)パネル
 Windowsのタスクバーにあたるところを右クリックすると、パネルの設定が出てくる。
 変更するのは、時計と上部パネルの削除

  パネルの設定→パネルアプレット→デジタル時計→編集
  時刻表示のフォーマット・ツールチップのフォーマット %x(%a)%R

  太字 チェックを外す
 時刻のパラメータの表記法がよくわからないが、適当にいじればなんとかなる。
  ※ツールチップは吹き出し文字のこと。

  上部に空のパネルがあるので削除する。

3 FireFox本体の設定

 Ubuntuと同じ。

 編集・設定からから次の設定をする。

(1) 一般
 ホームページの設定 https://google.co.jp
 ダウンロード先を「ファイルごとに保存先を指定する」に変更する。
 「新しいウィンドウではなく新しいタブを開く」のみをチェックする。
 「タブが選択されるまでページを読み込まない」のチェックを外す

(2)検索
 特に変更なし。

(3)コンテンツ
 ポップアップウィドウをブロックするにチェック
 言語に日本語があることを確認

(4)プログラム
 特に変更なし。

(5)プライバシー

 トラッキングの拒否をサイトに通知するをオフにする。

 記憶させる履歴を詳細設定する

 クッキーの設定は、とりあえず保存の設定にして、毎回確認で片っ端からブラックリストに入れるとよい。

  サイトから送られてきたクッキーを保存する
  サードパーティのクッキーの保存 常に許可
  クッキーを保存する期間 毎回確認する
  Firefox終了時に履歴を消去する(全部)

(6)セキュリティ
 「サイトのパスワードを保存する」はチェックを外す

(7)詳細
 とくに変更なし。

4 FireFoxのアドオンのインストール
 よく使うアドオンを入れる。

(1)AdblockPlus
(2)CookieExFilter
(3)Google Privacy
(4)NoScript
(5)Webmail Ad Blocker
(6)Xmarks
(7)X-notifier

5 ソフトウェアのインストール
 ブラウザの設定が終わったら、ソフトウエアセンターからインストールできるソフトを入れる。

(1)mozc
 日本語入力のIMEほか。日本語化されているUbuntuには、最初から入っているが、入っていないので入れる。

  検索キー mozc
  ソフト名 Mozc-setup
  次にソフトウエアセンターを上級者モードに切り替えて次のインストール

  検索キー mozc
  ソフト名 ibus-mozc

 Lubuntuの再起動後、キーボードとインプットメソッドからmozcを選択する。
 その後、スタート→設定→「mozcの設定」からカスタマイズする。
  操作をATOK風に
  単語登録


(2) VLC
 定番のマルチメディアプレイヤー。  
  検索キー VLC
  ソフト名 VLCメディアプレイヤー

(3)GIMP
 定番の画像編集ソフト
  検索キー GIMP
  ソフト名 GIMP画像エディター

(4)Chromium
 FireFox では、見れないサイトを見るときに便利なブラウザー
  検索キー chromium
  ソフト名 Chromiumウェブブラウザー

(5)Dropbox
 有名なオンラインストレージサービスのLinux クライアント。
 Windows、Androidもクライントがあり、日本語できちんと動くオンラインストレージは、これくらいかも。
  検索キー dropbox
  ソフト名 Dropbox

(6)ファイアウォール
 Lubuntuでは、ファイヤウォールは入っているが、初期値ではoffになっている。
 ファイアウォールは、プログラム本体と、GUIのツールの2つを入れる。

ア 本体
 Lubuntuソフトウェアセンターでは、設定を「上級者モード」にしないと出てこない。
 インストールされているので
  検索キー ufw
  ソフト名 Program for managing a Netfilter firewall
イ GUIツール
 ファイアウォール設定ツールは、Ubuntuソフトウェアセンターと違い、Lubuntuソフトウェアセンターでは「gufw」で検索しても出てこない。上級者モードでも出てこない。

 已む得ないので、snapticパッケージマネージャーから入れる。
  検索キー gufw
  ufw用グラフィカルインターフェース

 コマンドラインで入れる場合は、次のコマンド

  sudo apt-get install gufw

 詳しくは、このサイトを参照 http://pcknowhow.seesaa.net/article/411558990.html

 設定ツールを入れたら、コマンドラインに
   gufw
を入力して、起動して、statsu を オン にする。
 細かい設定は、やり始めるとキリがないので適当に。

(7)overlay-scrollbar 以下のソフトは、Ubuntuでは導入するが、Lubuntuには不要。
 Ubuntuの初期設定で導入。スクロールバーがマウスを持っていったときにのみ、上下のボタンが表示させる機能。Lubuntuには、初期設定で入っていない。

 検索キー overlay-scrollbar
 ソフト名 Scrollbar overlay

6 外部からインストールするソフトウェア

(1)Comodo Antivirus
 Linux用の有名な無料アンチウイルスソフト。
 インストール方法は、 こちらの記事を参照。

(2)プリンタドライバ
 使用環境によってインストールする。
 ブラザーのドライバのインストール方法は、こちらの記事を参照。

(3)Skype
 純正のLinux対応ソフトがある。

   http://www.skype.com/ja/download-skype/skype-for-computer/

 Lubuntu14.04は、対応リストに入っていないが、Ubuntu12.04版が正常にインストールできる。

7 その他

(1)スタートメニューの整理
 必要に応じて、不要なものを整理する。
 登録されてないアプリは、次のHPの手順が必要(らしい)
   http://citrras.com/archives/1273
(2)壁紙の設定
 好きな壁紙を登録する。FireFoxの機能を使用するのが便利。

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