基本的な流れはUbuntuと同じであるが、UIも全然違うし、ツールも違うものがあるので、メモとして記す。
※下記は、メモリが4GBのノートPCのV-BOXで動かすための設定なので、それを前提に読んでください。
1 Lubuntuの入手
日本語化もは、Ubuntuほどは進んでいないので、本家から。
http://lubuntu.net/
LTSは、14.04が最新なので、これのISOイメージをダウンロードする。
ダウンロードして、DVD-ROMとして認識させればOK。
あとは、ガイダンスに従って、セットアップすればよい。
2 OSの環境設定
Ubuntuほど、変更する事項はない。
(1)システムツール
スタートボタン→システムツールor設定にいろいろあるが、変更するところは特になく、ソフトウェアの更新のみ。
システムツール→ソフトウエアの更新 を完全実行をする。
(2)パネル
Windowsのタスクバーにあたるところを右クリックすると、パネルの設定が出てくる。
変更するのは、時計と上部パネルの削除
パネルの設定→パネルアプレット→デジタル時計→編集
時刻表示のフォーマット・ツールチップのフォーマット %x(%a)%R
太字 チェックを外す
時刻のパラメータの表記法がよくわからないが、適当にいじればなんとかなる。
※ツールチップは吹き出し文字のこと。
上部に空のパネルがあるので削除する。
3 FireFox本体の設定
Ubuntuと同じ。
編集・設定からから次の設定をする。
(1) 一般
ホームページの設定 https://google.co.jp
ダウンロード先を「ファイルごとに保存先を指定する」に変更する。
「新しいウィンドウではなく新しいタブを開く」のみをチェックする。
「タブが選択されるまでページを読み込まない」のチェックを外す
(2)検索
特に変更なし。
(3)コンテンツ
ポップアップウィドウをブロックするにチェック
言語に日本語があることを確認
(4)プログラム
特に変更なし。
(5)プライバシー
トラッキングの拒否をサイトに通知するをオフにする。
記憶させる履歴を詳細設定する
クッキーの設定は、とりあえず保存の設定にして、毎回確認で片っ端からブラックリストに入れるとよい。
サイトから送られてきたクッキーを保存する
サードパーティのクッキーの保存 常に許可
クッキーを保存する期間 毎回確認する
Firefox終了時に履歴を消去する(全部)
(6)セキュリティ
「サイトのパスワードを保存する」はチェックを外す
(7)詳細
とくに変更なし。
4 FireFoxのアドオンのインストール
よく使うアドオンを入れる。
(1)AdblockPlus
(2)CookieExFilter
(3)Google Privacy
(4)NoScript
(5)Webmail Ad Blocker
(6)Xmarks
(7)X-notifier
5 ソフトウェアのインストール
ブラウザの設定が終わったら、ソフトウエアセンターからインストールできるソフトを入れる。
(1)mozc
日本語入力のIMEほか。日本語化されているUbuntuには、最初から入っているが、入っていないので入れる。
検索キー mozc
ソフト名 Mozc-setup
次にソフトウエアセンターを上級者モードに切り替えて次のインストール
検索キー mozc
ソフト名 ibus-mozc
Lubuntuの再起動後、キーボードとインプットメソッドからmozcを選択する。
その後、スタート→設定→「mozcの設定」からカスタマイズする。
操作をATOK風に
単語登録
(2) VLC
定番のマルチメディアプレイヤー。
検索キー VLC
ソフト名 VLCメディアプレイヤー
(3)GIMP
定番の画像編集ソフト
検索キー GIMP
ソフト名 GIMP画像エディター
(4)Chromium
FireFox では、見れないサイトを見るときに便利なブラウザー
検索キー chromium
ソフト名 Chromiumウェブブラウザー
(5)Dropbox
有名なオンラインストレージサービスのLinux クライアント。
Windows、Androidもクライントがあり、日本語できちんと動くオンラインストレージは、これくらいかも。
検索キー dropbox
ソフト名 Dropbox
(6)ファイアウォール
Lubuntuでは、ファイヤウォールは入っているが、初期値ではoffになっている。
ファイアウォールは、プログラム本体と、GUIのツールの2つを入れる。
ア 本体
Lubuntuソフトウェアセンターでは、設定を「上級者モード」にしないと出てこない。
インストールされているので
検索キー ufw
ソフト名 Program for managing a Netfilter firewall
イ GUIツール
ファイアウォール設定ツールは、Ubuntuソフトウェアセンターと違い、Lubuntuソフトウェアセンターでは「gufw」で検索しても出てこない。上級者モードでも出てこない。
已む得ないので、snapticパッケージマネージャーから入れる。
検索キー gufw
ufw用グラフィカルインターフェース
コマンドラインで入れる場合は、次のコマンド
sudo apt-get install gufw
詳しくは、このサイトを参照 http://pcknowhow.seesaa.net/article/411558990.html
設定ツールを入れたら、コマンドラインに
gufw
を入力して、起動して、statsu を オン にする。
細かい設定は、やり始めるとキリがないので適当に。
(7)overlay-scrollbar 以下のソフトは、Ubuntuでは導入するが、Lubuntuには不要。
Ubuntuの初期設定で導入。スクロールバーがマウスを持っていったときにのみ、上下のボタンが表示させる機能。Lubuntuには、初期設定で入っていない。
検索キー overlay-scrollbar
ソフト名 Scrollbar overlay
6 外部からインストールするソフトウェア
(1)Comodo Antivirus
Linux用の有名な無料アンチウイルスソフト。
インストール方法は、 こちらの記事を参照。
(2)プリンタドライバ
使用環境によってインストールする。
ブラザーのドライバのインストール方法は、こちらの記事を参照。
(3)Skype
純正のLinux対応ソフトがある。
http://www.skype.com/ja/download-skype/skype-for-computer/
Lubuntu14.04は、対応リストに入っていないが、Ubuntu12.04版が正常にインストールできる。
7 その他
(1)スタートメニューの整理
必要に応じて、不要なものを整理する。
登録されてないアプリは、次のHPの手順が必要(らしい)
http://citrras.com/archives/1273
(2)壁紙の設定
好きな壁紙を登録する。FireFoxの機能を使用するのが便利。
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